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「青少年旅行村」とは

青少年旅行村は全国に約80ケ所あります。村内の施設は場所によって異なりますが、管理棟とキャンプ場、遊歩道はどの旅行村にも、設けられています。
管理棟は村内の管理を行うほか、荒天時の避難場所にもなっています入村時はここで手続きをします。また、ほとんどの旅行付はキャンプ用具(寝具・食器など)の貸し出しも行っていますので、用具を持っていなくても心配いりません。
キャンプ場は、テントサイトと炊事場、キャンプファイヤーサークルなどのエリアに分けられています。なかには売店などもあり、食料品やお土産などを買うこともできます。
旅行村の多くはケビンやバンガローなどの宿泊施設があります。ケビンは貸別荘感覚で宿泊できる施設で、台所、トイレ、風呂、ベッドなどが備わっています。多くは4〜8人用で、料金はルームチャージ制です。バンガローは簡単な宿泊施設で、テントとケビンの中間のような施設です。炊事場、トイレ、風呂など備わっていないものがほとんどで、キャンプ場の共同施設を利用します。
遊歩道とはハイキングコースのことで、最低でも2?の長さがあります。旅行村によっては、大規模な自然歩道と接続しているところもあります。自然散策や森林浴、バードウオッチングなどに最適で、多くの人が散歩道として利用しています。
他にもテニスコートや野球場、バレーボールコートなど専用のスポーツ施設を設けているところもあります。ナイター、設備の整っているところもあり、充実した施設を利用する目的で訪れる人もたくさんいます。
また旅行村によっては、エリアのなかに自然を活かした楽しい付帯施設を用意ししているところもあります。例えば果樹園や菜園といった体験農園や、釣り、海水浴、スキー、サイクリング、フィールドアスレチック、オリエンテーリングなどが楽しめます。村内のこういった施設がより一層アウトドアライフを楽しいものにしてくれるでしょう。
青少年旅行村のうち専用の宿泊施設(ユースロッジ)をもっているところが9ヶ所あります。これは国民宿舎とほぼ同等の施設で、1泊2食付き7千円程度の料金で利用できます。地元の特産物を食材とした郷土料理を用意しているところもありますので、予約の時に相談して下さい。ユースロッジ以外にも独自の宿泊施設をもって

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